自分を育てるヒント
昨日は昨年3月に開催して以来、半年ぶりの
「身に気づくワークショップ」でした。
講師はおなじみのおもさん。僕が昔からお世話になりっぱなしの、尊敬できる友人です。
参加者もおもさんの直接の知り合いの人から、初めてという人まで様々な背景を持つ方々が遠方からも集まってくれた。
ワークショップでは「触れる」をテーマに様々なワークに取り組む。「触れる練習」は一切やらず、背骨のワーク、手のストレッチ、感じるワーク、一緒に歩くワークなどなど、一見バラバラなことをやっているようであるが、それらのワークを行うことでの「触れる」の変化を参加された方々は具体的に感じ取れたことだと思います。
相手に向かって声を出したり、相手に向かって歩み寄っていく。対人関係のワークには必ず「自分」と「相手」が存在する。つまり自分が何かをしているつもりでも、相手にそれが作用しているかどうかは具体的に表出されてくる。「しているつもり」では、何もしてないのと同じ(むしろ違和感を与えるだけ)なので、当然上手くいかないことが次々と目の前に出てくる。
その時に、その状況とどう向き合うのか?そこの取り組み方というのが人間として最も必要な資質の1つではないだろうか。
「主体的」に取り組めるかどうか。
それはつまり、自分ごととして事実を事実として受け入れられる器を開いているかというところがスタートなのかもしれない。
人に成長させてもらうことなどできない。
自分が自分の人生を主体的に歩み続けなければ、振り返った時に何が残るのだろうか。振り返るのが恐ろしくはないだろうか。
自分で取り組むからこそ、「気づく」のである。
ワークショップ終了後には借り物の満足感や作られた高揚感などない。
ただ自分の課題が浮き彫りになり、それをどう解決していこうか。そのヒントは沢山体験できた。
次回は3月24日の予定。
半年間でまた、相手に作用できる関係性を磨き上げたい。