ささやんブログ

"いま"を醸していく

引き寄せの法則はあるのか?

 

こんにちは。ささやんです。

なんとかブログ更新続いています!

 

ということで9月に入ったばかりですが、今日も4月に頂いた質問に対する回答を改めて考えてみることにします!4月に質問をくれた皆様ありがとう!!

 

 

 

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今日は

「引き寄せについてどうお考えでしょうか?見解をお聞きしたいです。」

 

 

ということで引き寄せについて改めて考えてみたいと思います。

PTらしくない質問の方が個人的には嬉しいです◎そして何より最初の一文がとても嬉しい!匿名でもこのような温かい言葉をいただけるのは素直に嬉しいですし、こちらも温かい気持ちになりますね!

最近はツイッターでもブログでも匿名で誹謗中傷を繰り出すアカウントも多く、質問箱を設置した時も「誹謗中傷が来たらどうしよう・・」とガクブルでしたが、この質問を読んで温かい人にフォローしてもらえているのだと知り、嬉しい気持ちになったのを思い出しました◎質問してくれた方、改めてありがとうございます!!

 

 

  

 

 

引き寄せとは?

 

引き寄せの法則に関する書籍は僕も2冊ほど読んだことがあります。 

 

 

 

有名なのはザ・シークレットだと思われますが、海外からの翻訳された本ってめちゃくちゃ読みにくくないですか?僕はこの2冊をサラッと読んだ程度の人間なので引き寄せについてあまり深くは知りません。せっかくご質問いただいたのに申し訳ない!

 

 

でもせっかく頂いた質問です。しかも「佐々木はどう考えているか?」という大変ありがたいご質問なので、私見を自由に書き綴ってみたいと思います。

 

 

 

 

よく「類は友を呼ぶ」とか「思考は現実化する」といった言葉がありますが、引き寄せというのはそれらに通ずるものがあるのではないかという印象があります。

 

「自分が本当望んでいる未来は、引き寄せられてきますよ」的な感じですよね?違うのか?

 

 

 

ここで大切なのはこの「本当に」という部分。

この「本当に」を突っ込んで考えていかなければ、ただの胡散臭いスピリチュアルな方法論を「信じる/信じない」というかなりズレた論点になってきてしまいます。

 

 

この質問者様がさらに素敵だなと思うのは「引き寄せを信じますか?」ではなく「引き寄せをどうお考えでしょうか?」という質問をしてくれているというところ。

「信じるか?信じないか?」といった対立的な思考ではない考え方。方法論の是非を問うようなものではなく、物事を深く捉えるための考え方であり大切なことだと感じます。

 

 

ということで次に「本当とは何か?」を考えていきましょー!(←すぐ話が変わるあるある)

 

 

 

 

本当とは?

 

「本当に望んでいる未来」というものがあったとする。自分がそうなっていることを望む未来像。

 

 

もしそういったものがあるとすれば、そのために行動をしているのが人間ではないでしょうか。

望んでいれば行動しているし、望まなければ行動しない。

 

当たり前のようなことを言っているけれど、この当たり前を深く突っ込めずに悩んでいる人も多い。

 

 

 

それは頭の中で生きているから。望んでいないのに望んでいると思っている。これは「本当に」ではないですよね。

 

 

 

人間の価値観というのは他者の影響を大きく受けます。考えるのが面倒だから。

僕も考えることは好きだけど、面倒。

 

だから誰かの価値観を正解だと思いたい。

誰かの望んだ未来が、自分も望む未来だと思いたい。

 

そんな風に面倒なことに取り組まずに、他者の価値観を無意識のうちに自分の価値観にすり替える。そうこうしているうちに完成してしまうのが「自分が望んでいると思っている未来」ではないだろうか。その代表的なものが宗教である。

 

 

 そして何もこれは「未来像」に限って言えたことではない。

 

「自分は〇〇な人間です」

「自分はこんな悩みを持っています」

「僕は〇〇が得意です」

 

 

そういったもの全てにツッコミを入れていく。

「本当に?」

 

 

宗教や信仰心といったものを否定する気は全くない。ただ大切なのは、他者の言葉を鵜呑みにしないこと。 

 自分の行動を振り返れば、そこに自分の価値観が反映されている。

自分の歩んできた足跡は、消すことも隠すこともできない。それらとしっかり向き合う。自分の姿をしっかり見ること。

 

 

 「本当に」の部分は、自分自身の在り方に現れているはずです。

 

 

 

 

 

僕と一緒に仲良く法人を運営しているクマ臓という友人がいる。

彼は自称「熟女好き」であり、自分自身を「味噌も女性も熟した方が好き」というユーモアがあるのかただ気持ち悪いだけなのかよく分からないキャッチコピーで絶賛売り出し中である。 

 

 

 

 そんな彼が年下の女の子と結婚をした。

 

もし引き寄せがあるのなら、「熟女が大好きだ!」と思っているのなら、きっと彼の元には熟女が引き寄せられてくるはずである。

それなのに歳下の女の子と結婚をした。

 

 

だから「引き寄せなどない!」というのは思考停止状態。

 

 

引き寄せの法則は「お願いする」とか「強く思う」というような、そんな生半可なものには適応されなくて、やはり「本当に」という部分が大切だと言えるのではないか。

「本当に」は「在り方」に現れるのだから。

 

 

そういった意味ではクマ臓くんよりもやはりペタジーニ。彼こそが「本当に」熟女好きなのだろう。

 

 

 

 

 

 

在り方

 

人間の行動は潜在意識がその多くを決定しています。

 

例えば今よく一緒に過ごしている仲間とは、なぜ一緒にいるんですか?と聞かれても、きっと明確な答えは出ないのではないでしょうか?

 

 

目的がある人間関係ほどつまらないものはないと僕は思う。

 

「なんとなく」「理由なんてわからない」というのが普通の答えではないでしょうか?

これはつまり、顕在意識にのぼらない何かが人間関係を決定しているということであり、その何かというのが「潜在意識」とも言われたりするものなのではないでしょうか。

 

 

 

そして先ほどから出しているワードである「在り方」

その人の在り方とは潜在意識が作り出しているものであり、それこそが「本当の」自分とも言えるのではないかと思います。

 

「潜在意識を変えれば成功する」系の自己啓発本がよくあるけれど、そういった類の本を読むことで何かが変わればそれは素敵なこと。

 

ただ方法論的にそれらを捉えてしまえば上手くものも上手くいかない。何でもそうだけど、大切なのは方法ではなく取り組み方であるから。

 

 

ここで矛盾したようなことを言うけれど、潜在意識を変えるには顕在意識を使っていくことも大切です。つまり意識的に何かを変える努力をするということ。

 

 

「自分」というのは探すものではなく、創り上げていくものです。

個々の性格や才能などの持って生まれた素質もあるけれど、そのようなものは自分や他者と向き合っていれば分かるもの。そこで「じゃあどうするか?」を考えて行動していくことが自分の人生のはずです。

 

 

そういった意味で、引き寄せというのも、本当に何かを願うという志向性(顕在意識)から、自分自身の在り方(潜在意識)を変容させていくことで行動が変わり、行動が変われば当然それに見合って周囲の人間や環境が変わったりするし、その結果望んだ未来に近づけるということではないだろうか。

 

もちろんそこには目に見えない「波動」とか「周波数」といったものも関係しているのかもしれませんが、詳しいことは知らないので書けません。

 

自分が変われば、未来は変わる。

 

自分が変わるためには「何を強く願うか」というのは大切であるけど、そこに一つ加えるなら「それは本当に自分が願っているのか?」というツッコミを入れることが大切だと思います。

 

 

 

 

自然はコントロールできない

 

 何だか書き始めるとまとまりがなくなてくるのは毎度のことなのですが・・・

 

大切なのはやっぱり自分の在り方であり、その結果どうなるか?というものだと思います。

 

 

 

そういった意味で言えば、引き寄せの法則というのはあると言えばあるし、ないと言えばない。

そういった側面はあると思いますが、そういった法則はないと思います。

 

 

不確定要素だらけのこの世界で生きている以上、自分の思い通りにいくなんてあり得ないわけで、本当に願っても引き寄せられない現実なんて山ほどあるはず。引き寄せの法則を使ってアイドルと結婚できた人なんていないでしょう。

 

 

だけどその中で自分の在り方が変われば、現実も自分が望んだものに近づいていくものなのだろうと思います。

 

 

 

大切なのは「自分」

 

引き寄せの法則」がどうこうではなく、何らかの自分が変わっていった結果「引き寄せの法則」と呼ばれる何かを経験した人がいるだけなのではないかなぁと思っています。

 

 

 

 

 

長くなりすぎてしまったけど、興味深いテーマをありがとうございました(^^)