ささやんブログ

"いま"を醸していく

今の自分にできること。

いきなりですが、西日本豪雨によって被災した地域の復興支援に、少しでも力になりたいという思いから7月21日の夜に勉強会を開催することになりました。
 
 
 
この勉強会で集まったた受講費は、全額義援金として被災地に寄付させていただきます
 
 

支援・お金をどう届けるか?

 

正直、どう言った形で支援すれば良いのか分かりませんでした。
募金などを集めている機関は大手から小さなものまで、すでに多く存在します。
言ってしまえば、今回の豪雨被害の起こる前から、日本のどこかで、そして世界のどこかで募金による支援を必要としている人々がいます。
 
そこには目を向けず、今回いきなりこのような形で支援をするだなんていうのは綺麗事のようにも思えたりしました。
 
しかし2011年の東日本大震災で、「当たり前だった生活が当たり前じゃなくなった時」こそ、日々の当たり前の生活に感謝できるのと同時に、人と人との繋がりや支援し合う心が大切なのではないかと感じたのです。
 
そして今回、広島で理学療法士をしている友人の橋本さんのTwitterから
 
 

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橋本さんとは3年前のリアル臨床で一度お会いしただけですが、その後もまちづくりなど、とても興味深い活動をされていたのでSNSで交流させていただいていました。
 
そんな橋本さんのこのツイートを見て、何か自分の僅かな行動でも多少は力になれるのではないか?と衝動に駆られ、すぐに勉強会を企画しました。
 
もちろん既にある募金の機関に募金をすれば、物理的には同じかもしれない。
だけど僕自身は「顔の見える関係」の中で、心を通わせた支援もとても大切だと思います。
 
橋本さんは自身も被災に遭いながらも、広島でリーダーシップを発揮して精力的に活動しています。
 
そんな彼に対しても少しでもパワーの源になれば嬉しいし、橋本さんのエネルギーが現地のパワーの源になれば嬉しい。そんな考えから彼の関わっている地域に義援金を直接送りたいと考えました。
 
 
 
今はSNSもあるし、polcaなどを使って義援金を送っている方々もいらっしゃいます。
 
 
 
こちらの支援も橋本さんの地域宛に義援金が送られているようです。(詳細は記事を読んでみてください)
 
「お金は信用を数値化したもの」という言葉もよく聞くようになりました。それを考えても、募金などする際にもその相手がどれだけ信用できるかというのは重要な要素だと思います。こちらの団体は経過を随時報告してくれていますし、メンバーの方々が信用できる素敵な方々だなと感じています!(直接お会いしたことはありませんが)
 
 
悲しいことに詐欺団体が存在するのも事実。大手の有名な団体であったとしても、現場で使われる募金のつもりだったのが団体の運営資金として過剰に吸い取られている現状もあるようです。
 
 

セミナーについて

polcaなどもあり、お金も集まりやすい時代の中、なぜ勉強会なのか?
 
polcaはすでに行動力のある方々が取り組んでいるというのもあります。
 
また勉強会をわざわざ開催する理由の一つは、入り口として「勉強会」という切り口からの方が集まりやすい人たちもいると思ったこと。あまり募金の情報などが引っかからない方々にも、少しでも支援の入り口が行き届くと良いなぁと思い、勉強会を開催という形で支援を集められたらと思いました。
 
 
また、僕ら自身が今すぐ「お金と交換できる何らかの価値を提供できれば」と思った時に思い浮かんだのが勉強会でした。募金で5000円というと少し躊躇いもあると思いますが、勉強会で5000円は相場だとも思います。
 
 
また何よりも勉強会の一番の利点は、やはりこちらの想いを伝えたり、直接コミュニケーションが取れることもあると考えています。
 
 
もちろん募金のためといって、内容の薄い勉強会にしていてはただの搾取。
勉強会の内容も充実したものを提供していきたと思いますので、ぜひ多くの方々のご参加・ご支援をお待ちしています。
 
 

Presents Study Group特別セミナー

〜復興支援に向けて今できること〜

 
 

【内容】

はじめに:17:00〜17:10

被災地の現状 〜広島県PT 橋本康太さんからの報告〜

第1部:17:10〜19:00

骨粗鬆症に対する考え方〜栄養療法と内臓アプローチ〜】

中村 宜敬 先生(理学療法士、日本内臓ヨガ協会 代表、NPO法人presents食育部長)

 

高齢者に多い転倒による骨折。

その背景にある問題点の一つに、『骨粗鬆症』が潜んでいます。

臨床で骨粗鬆症の治療(服薬)をされている方はとても多いですが、その中でも改善する人と改善しない人がいます。

その違いは何でしょうか?

骨粗鬆症に対してセラピストが介入できる事は何があるのでしょうか?

今回は、骨粗鬆症の方の身体で起こっている事を病態から紐解いていき、そこから何を考えなくてはいけないのか、セラピストとして何が出来るのかを座学で学び、実技では骨粗鬆症と関連がある内臓の評価と徒手的アプローチをお伝えします。

 

第2部:19:10〜21:00

【触診の探求〜感じる身体、伝わる心〜】

佐々木 隆紘 先生(理学療法士NPO法人presents代表理事)

 

臨床では客観的評価が重視され、誰もが同様の結果を出せるアプローチが求められます。

その反面、実際の臨床場面では主観的評価を無視して介入するケースはかなり限られると思います。

しかし主観的評価や治療アプローチは個人差が大きく生じてしまいます。また同じように治療しているつもりでも、その日その時その場によって結果が変わったりするものです。それはなぜなのでしょうか?

今回は「触診」をテーマに、セラピスト自身の在り方がどれほど評価・治療に影響するのかを座学と実技を交えて体感していきます。新人セラピストからベテランセラピストまで、このテーマの中から何かを感じ取っていただけたら嬉しく思います。(内容はリアル臨床2017で第2位に入賞したテーマをベースに、実技を増やし改良してお伝えします)

 

 

【日時】

 7月21日(土)

 17時00分〜21時00分

 ※途中退室、途中参加も可能です。

【場所】

 ささき整形外科 

 東急東横線妙蓮寺駅より徒歩4分

【対象】

 専門職向け(医療従事者、各種トレーナーなど)ですが、興味のある方ならどなたでもご参加いただけます

【参加費】

 通常 5,000円 

 学生    2,000円

 今回の参加費は全額被災地(橋本康太PTの元)へ届けます。

【定員】

 20名

【持ち物】

 ノート・筆記用具

 動きやすい服装

 血液検査データ(お持ちの方のみ。栄養療法の講義で理解を深めるために使います。)

【申し込み】

 コチラからお申し込みください